このチュートリアルでは、リンクト・データのエンティティ間のリレーションシップと、 JSON-LD および NGSI-LD の概念 を使用してエンティティを調べ、あるエンティティから別のエンティティにナビゲートする方法について説明します。 このチュートリアルでは、スーパーマーケット・チェーンのストア・ファインダ・アプリケーションに基づいた一連のシンプルな リンクト・データのデータモデルについて説明し、1対1、1対多、および多対多のリレーションシップを保持するモデルの設計方法を 示します。この NGSI-LD チュートリアルは、以前の Understanding Entities and Relationships (エンティティと リレーションシップの理解) のチュートリアル (NGSI v2 インターフェイスに基づいていました) に直接類似しています。 NGSI v2 と NGSI-LD を使用して作成されたリレーションシップの違いが強調表示され、詳細に説明されています。
チュートリアルでは cUrl コマンドを使用していますが、 Postman documentation としても利用できます。
⚠️ 注: このチュートリアルは、システムを NGSI-LD に切り替えたりアップグレードしたりする NGSI-v2 開発者向けに設計されています。リンクト・データシステムを最初から構築する場合、または NGSI-v2 にまだ慣れていない場合は、 NGSI-LD 開発者向けチュートリアルのドキュメントを参照することをお勧めします。
リンクト・データのリレーションシップ¶
“It’s hard to communicate anything exactly and that’s why perfect relationships between people are difficult to find.”
― Gustave Flaubert, L'Éducation sentimentale
すべての NGSI データ・エンティティ属性は、2つのタイプのいずれかに分類できます。
- Property プロパティ属性
- Relationship リレーションシップ属性
エンティティごとに、Property 属性 (GeoProperty, TemporalProperty および time 値などのさまざまなサブタイプを含む)
は、現実世界の現在の状態を定義します。エンティティの状態が変化すると、各 Property の value が更新され、属性の最後の
実世界の読み取り値と一致します。すべての Property 属性は、単一のエンティティの状態に関連しています。
Relationship 属性は、エンティティ間の相互作用 (時間とともに変化することが予想されます) に対応します。データ・
エンティティのノードをリンクするグラフを効果的に提供します。各 Relationship 属性は、URN の形式で object を
保持します。事実上、別のオブジェクトへのポインタです。Relationship 属性はデータ自体を保持しません。
プロパティとリレーションシップの両方は、完全な複雑なナレッジグラフを導く (プロパティのプロパティ, リレーションシップのプロパティ, プロパティのリレーションシップ, リレーションシップの リレーションシップ の) リンクされた埋め込み構造を持つことがあります。
JSON-LD を使用したデータモデルの設計¶
コンピュータがリンクト・データ構造をナビゲートできるようにするには、適切なオントロジー的に正しいデータモデルを作成し、
完全な @context を定義してアクセス可能にする必要があります。これを行うには、NGSI v2
Entity Relationships
チュートリアルから既存のデータモデルを確認および更新します。
リビジョン : NGSI-v2 を使用して定義された在庫管理システムのデータモデル¶
NGSI v2 在庫管理システムでは4種類のエンティティが作成されました。4つの NGSI v2 エンティティ・モデル間の リレーションシップは、次のように定義されました :

詳細については、NGSI v2 Entity Relationships チュートリアルをご覧ください。
NGSI v2 では、リレーションシップ属性は単なる標準プロパティ属性です。慣例により、NGSI v2 のリレーションシップ属性には、
ref で始まる名前が付けられ、type="Relationship" を使用して定義されます。ただし、これは単なる慣例であり、
すべての場合に従うことはできません。どの属性がエンティティ間の連想リレーションシップ (associative relationships)
であるかを検出するための確実なメカニズムはありません。
NGSI-LD を使用して定義された在庫管理システムのデータモデル¶
より豊富な JSON-LD 記述言語は、以下に示すようにエンティティを直接 リンクすることで NGSI-LD エンティティを定義できます。

完全なデータモデルは、開発者とマシンの両方が理解できる必要があります。
- このデータモデルの完全に人間が読める定義をこちら で見つけることができます
- マシン・リーダブルの JSON-LD 定義は
https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonldで見つけることができます。このファイルは、NGSI-LD データ・エンティティを駆動する@contextを提供するために使用されます
この NGSI-LD 在庫管理システム用に4つのデータモデルが作成されました。モデル間のリレーションシップは次のとおりです :
- Store モデル は、FIWARE
Building モデル
に基づいており、これを拡張しています。これにより、
name,addressおよびcategoryの標準プロパティが提供されます- Building は
furnitureを保持します。これは1対多のリレーションシップです- Building ➡️ Shelf
- Building は
- Shelf モデル は、チュートリアル用に定義された
カスタム・データモデルです
- Shelf は それぞれ Building の
locatedInです。これは1対1のリレーションシップです。これは、 上記で定義したfurnitureとの相互リレーションシップです- Shelf ➡️ Building
- Shelf は Person の
installedByです。これは1対1のリレーションシップです。棚は誰がインストールしたかを 知っていますが、この知識は Person エンティティ自体の一部ではありません- Shelf ➡️ Person
- Shelf は与えられた Product を
stocksします。これは別の1対1のリレーションシップであり、これも往復では ありません。Product は、どの Shelf にあるかを知りません- Shelf ➡️ Product
- Shelf は それぞれ Building の
- StockOrder モデル は、NGSI v2
用に定義された Inventory Item ブリッジ・テーブルを置き換えます
- StockOrder は Person の
requestedByです。これは1対1のリレーションシップです- StockOrder ➡️ Person
- StockOrder は Building の
requestedForです。これは1対1のリレーションシップです- StockOrder ➡️ Building
- StockOrder は特定の
orderedProductに対するリクエストです。これは1対1のリレーションシップです- StockOrder ➡️ Product
- StockOrder は Person の
- Product モデル は変更されていません。 独自のリレーションシップはありません
さらに、いくつかのリレーションシップは https://schema.org/Person エンティティにリンクされるように定義されています。
これは、たとえば別の HR システムへのアウトリンクである可能性があります。
リンクト・データ・システムとリンクト・データでないシステムの比較¶
明らかに、単一の隔離されたスマート・システム自体の中では、リッチで複雑なリンクト・データのアーキテクチャを使用するか、 よりシンプルな非リンクト・データのシステムを作成するかに違いはありません。ただし、データが共有されるように設計されている 場合、リンクト・データは、データのサイロ化を避けるための要件です。外部システムは、マシン・リーダブルな形式で 提供されていない限り、リレーションシップを "知る" (know) ことができません。
ビデオ : リッチ・スニペット : 製品検索¶
構造化データを問い合わせる外部システムの簡単な例は、オンライン製品検索で見つけることができます。Google などの サードパーティ製のマシンは、製品情報を読み取り (標準 Product データモデル を使用してエンコードされた情報)、標準の星評価を持つ製品情報のリッチ・スニペットを表示できます。
上の画像をクリックして、製品検索用のリッチ・スニペットの紹介ビデオをご覧ください。
マシン・リーダブルなデータモデルの例は、Steal Our JSON-LD Web サイトにあります。
リレーションシップの探索 (Traversing relationships)¶
例 : 製品のパレットが倉庫の在庫 (
stockCount) からストアの棚 (storeCount) に移動されるシナリオを 想像してください。NGSI v2 と NGSI-LD の処理はどのように異なりますか?
リンクト・データのないリレーションシップ¶
リンクト・データがなければ、エンティティを接続するためのマシン・リーダブルな方法はありません。すべてのデータ・ リレーションシップは、何らかの形で高度に知られている必要があります。隔離されたスマート・システム内では、システムの アーキテクトが what-connects-to-what (何が何に接続するか) を事前に知っているため、これは問題ではありません。
たとえば、単純な NGSI v2 エンティティ・リレーションシップのチュートリアルでは、単一のエンティティの棚の数と倉庫の数の
両方を保持するために、便利なブリッジ・テーブル InventoryItem エンティティが作成されました。どの処理でも、
InventoryItem エンティティのみが関係します。stockCount 値は減り、shelfCount 値は増えます。NGSI v2 モデルでは、
storeCount と shelfCount の両方が概念的な InventoryItem エンティティに配置されています。これは NGSI v2
に必要な回避策であり、より簡単なデータ読み取りとデータ操作を可能にします。しかし、オントロジー的に正しくありません。
実世界には InventoryItem のようなものはなく、実際には2つの別々の台帳、ストア用に購入した製品と棚で販売した製品であり、
間接的なリレーションシップがあります。
エンティティ・データはまだ外部から機械で読み取れないため、プログラマは適切と思われるモデルを自由に設計でき、これらが 実際に具体的なアイテムであるかどうか関係なしに、1つの InventoryItem エンティティの2つの属性、または2つの別々の Shelf の2つの個別の属性を更新することを決定できます。ただし、これは外部システムが自身の情報を発見できないことを 意味し、情報がどこに保持されているかを知るために事前にプログラムする必要があります。
リンクト・データとのリレーションシップ¶
リンクト・データを使用して適切に定義されたデータモデルを使用すると、すべてのリレーションシップを事前に事前定義でき、
検出可能です。JSON-LD の概念 (特に @graph と @ context)
を使用すると、コンピュータが間接的なリレーションシップを理解しやすくなり、リンクされたエンティティ間をナビゲートします。
これらの追加の注釈 (additional annotations) により、オントロジー的に正しい使用可能なモデルを作成することができ、
したがって Shelf に numberOfItems 属性を直接割り当てることができ、ブリッジ・テーブルの概念は不要になりました。
これは、他のシステムが Shelf に直接問い合わせている可能性があるため必要です。
同様に、実際の StockOrder エンティティを作成して、各ストアで現在注文中のアイテムのエントリを保持できます。
stockCount は倉庫内の製品の現在の状態を表すため、これは適切なコンテキストデータ・エンティティです。繰り返しますが、
これは単一の現実世界のエンティティを表し、オントロジー的に正しいものです。
NGSI v2 シナリオとは異なり、リンクト・データを使用すると、外部システムがリレーションシップを検出し、
スーパーマーケットに問い合わせることができます。たとえば、
自律移動ロボット
のシステムは製品のパレットを棚に移動するために使用されます。図に示すように、リンクト・データ @graph
のリレーションシップを StockOrder から Shelf ナビゲートすることで、スーパーマーケットについて "知る" (know)
ことができます :
- 一部の
product:XXXアイテムはstockOrder:0001から削除されました。stockCountをデクリメントします - StockOrder を調べると、Product が特定の URI の
requestedForであることがわかります。例:store:002
"@graph": [
{
"@id": "tutorial:orderedProduct",
"@type": "https://uri.etsi.org/ngsi-ld/Relationship",
"schema:domainIncludes": [{"@id": "tutorial:StockOrder"}],
"schema:rangeIncludes": [{"@id": "tutorial:Product"}],
"rdfs:comment": "The Product ordered for a store",
"rdfs:label": "orderedProduct"
},
...etc
]
- StockOrder モデルから、
requestedForURI が Building を定義していることもわかりました
"@graph": [
{
"@id": "tutorial:requestedFor",
"@type": "https://uri.etsi.org/ngsi-ld/Relationship",
"schema:domainIncludes": [{"@id": "tutorial:StockOrder"}],
"schema:rangeIncludes": [{"@id": "fiware:Building"}],
"rdfs:comment": "アイテムが要求されたストア",
"rdfs:label": "要求対象"
},
...etc
]
- Building モデルから、すべての Building が URIs の配列として
furnitureを含むことがわかりました - Building モデルから、これらの URI が Shelf ユニットを表すことがわかりました
"@graph": [
{
"@id": "tutorial:furniture",
"@type": "https://uri.etsi.org/ngsi-ld/Relationship",
"schema:domainIncludes": [{"@id": "fiware:Building"}],
"schema:rangeIncludes": [{"@id": "tutorial:Shelf"}],
"rdfs:comment": "建物内で見つかったユニット",
"rdfs:label": "家具"
},
...etc
]
- Shelf モデルから、
stocks属性が Product アイテムを表す URI を保持していることがわかりました
"@graph": [
{
"@id": "tutorial:stocks",
"@type": "https://uri.etsi.org/ngsi-ld/Relationship",
"schema:domainIncludes": [{"@id": "tutorial:Shelf"}],
"schema:rangeIncludes": [{"@id": "tutorial:Product"}],
"rdfs:comment": "棚の上にある製品",
"rdfs:label": "在庫"
},
...etc
]
stocks属性の Product を保持する Shelf ユニットのリクエストが行われ、Shelf のnumberOfItems属性をインクリメントできます
標準データモデルを作成して使用し、リンクト・データを適切に説明することで、プロパティとリレーションシップが完全修飾名
(FQNs) と完全な @graph に解決される場合、基になるシステムが変更されてもロボットにとっては問題になりません。たとえば、
JSON の短縮名属性 (short name attributes) を修正したり、リレーションシップを再設計したりすることはできますが、
それらの実際の意図 (固定された FQN に解決される) は引き続き検出および使用できます。
前提条件¶
Docker¶
物事を単純にするために、両方のコンポーネントが Docker を使用して実行されます。Docker は、 さまざまコンポーネントをそれぞれの環境に分離することを可能にするコンテナ・テクノロジです。
- Windows に Docker をインストールするには、こちらの指示に従ってください
- Mac に Docker をインストールするには、こちらの指示に従ってください
- Linux に Docker をインストールするには、こちらの手順に従ってください
Docker Compose は、マルチコンテナ Docker アプリケーションを定義して実行するためのツールです。 YAMLファイル を使用して、アプリケーションに必要なサービスを設定します。これは、すべてのコンテナ・サービスを単一のコマンドで起動 できることを意味します。Docker Compose は、Docker for Windows および Docker for Mac の一部としてデフォルトでインストール されますが、Linux ユーザはこちらにある手順に従う必要があります。
Cygwin¶
簡単な bash スクリプトを使ってサービスを開始します。Windows ユーザは、Windows 上の Linux ディストリビューションに 似たコマンドライン機能を提供するために cygwin をダウンロードするべきです。
アーキテクチャ¶
デモ・アプリケーションは、準拠している Context Broker と NGSI-LD の呼び出しを送受信します。NGSI v2 と NGSI-LD の両方のインターフェースが Orion Context Broker の実験版で利用可能であるため、私たちのデモ・アプリケーションは1つ FIWARE コンポーネントのみを利用します。
現在、Orion Context Broker は、保持しているコンテキスト・データの永続性を保つためにオープンソースの MongoDB テクノロジに依存しています。したがって、アーキテクチャは2つの要素から 構成されます :
- NGSI-LD を使ってリクエストを受け取る Orion Context Broker
- 基礎となる MongoDB データベース :
- データ・エンティティ、サブスクリプション、レジストレーションなどのコンテキスト・データ情報を保持するために Orion Context Broker によって使用されます
2つの要素間のやり取りはすべて HTTP リクエストによって開始されるため、要素をコンテナ化して公開ポート から実行することができます。

必要な設定情報は関連する orion-ld.yml ファイルの services セクションにあります :
orion:
image: fiware/orion-ld
hostname: orion
container_name: fiware-orion
depends_on:
- mongo-db
networks:
- default
ports:
- "1026:1026"
command: -dbhost mongo-db -logLevel DEBUG
healthcheck:
test: curl --fail -s http://orion:1026/version || exit 1
mongo-db:
image: mongo:4.2
hostname: mongo-db
container_name: db-mongo
expose:
- "27017"
ports:
- "27017:27017"
networks:
- default
command: --nojournal
両方のコンテナは同じネットワーク上に存在します - Orion Context Broker はポート 1026 をリッスンし、MongoDB
はデフォルトのポート 27017 をリッスンしています。どちらのコンテナも同じポートを外部に公開しています -
これは純粋にチュートリアル・アクセスのためのものです - したがって、cUrl または Postman は同じネットワークの一部
でなくてもそれらにアクセスできます。コマンドラインの初期化は一目瞭然です。
入門チュートリアルとの唯一の注目すべき違いは、必要なイメージ名が現在 fiware/orion-ld であるということです。
起動¶
すべてのサービスは、リポジトリ内で提供される services Bash スクリプトを 実行して、コマンドラインから初期化できます。以下のようにコマンドを実行して、リポジトリのクローンを作成して必要な イメージを作成してください :
git clone https://github.com/FIWARE/tutorials.Relationships-Linked-Data.git
cd tutorials.Relationships-Linked-Data
git checkout NGSI-v2
./services orion|scorpio
注 : クリーンアップして最初からやり直す場合は、次のコマンドで実行できます :
./services stop
データ・エンティティの作成と関連付け¶
既存のエンティティの確認¶
起動時に、システムはすでに存在する一連の Building, Product および Shelf エンティティで起動されます。以下の リクエストを使用してそれらをクエリできます。いずれの場合も、エンティティの Properties のみが作成されています。
あいまいさを避けるために、コンピュータは、明確に定義された概念を参照するときに一意の IDs を使用することを好みます。
返された各 NGSI-LD エンティティについて、受信した属性の名前は、完全修飾名 (FQN) または NGSI-LD データ・エンティティを
接続する関連する Link ヘッダに依存する単純な JSON 属性として定義できます。コンピュータが読み取り可能な JSON-LD の
@context データモデルがリクエストに含まれています。
すべての建物を表示¶
スーパーマーケットのストアは、Smart Data
Building model
および、このタイプの列挙値は、https://uri.fiware.org/ns/data-models%23Building に展開される fiware:Building です。
したがって、既知のコンテキストを提供せずに、すべての建物エンティティをリクエストできます。
1 リクエスト :¶
curl -G -X GET \
'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities' \
-d 'type=https://uri.fiware.org/ns/data-models%23Building&options=keyValues'
レスポンス :¶
レスポンスは、属性が完全修飾名 (FQNs) として展開された既存のすべての Building エンティティを返します。
[
{
"@context": "https://uri.etsi.org/ngsi-ld/v1/ngsi-ld-core-context-v1.3.jsonld",
"id": "urn:ngsi-ld:Building:store001",
"type": "https://uri.fiware.org/ns/data-models#Building",
"https://schema.org/address": {
"streetAddress": "Bornholmer Straße 65",
"addressRegion": "Berlin",
"addressLocality": "Prenzlauer Berg",
"postalCode": "10439"
},
"name": "Bösebrücke Einkauf",
"https://uri.fiware.org/ns/data-models#category":
"https://uri.fiware.org/ns/data-models#commercial",
"location": {
"type": "Point",
"coordinates": [
13.3986,
52.5547
]
}
},
{
"@context": "https://uri.etsi.org/ngsi-ld/v1/ngsi-ld-core-context-v1.3.jsonld",
"id": "urn:ngsi-ld:Building:store002",
"type": "https://uri.fiware.org/ns/data-models#Building",
"https://schema.org/address": {
"streetAddress": "Friedrichstraße 44",
"addressRegion": "Berlin",
"addressLocality": "Kreuzberg",
"postalCode": "10969"
},
"name": "Checkpoint Markt",
"https://uri.fiware.org/ns/data-models#category":
"https://uri.fiware.org/ns/data-models#commercial",
"location": {
"type": "Point",
"coordinates": [
13.3903,
52.5075
]
}
},
...etc
]
定義済みデータモデル によると :
type属性には FQNhttps://uri.etsi.org/ngsi-ld/typeがありますname属性には FQNhttps://uri.etsi.org/ngsi-ld/nameがありますlocation属性には FQNhttps://uri.etsi.org/ngsi-ld/locationがありますaddress属性には FQNhttp://schema.org/addressがありますcategory属性には FQNhttps://uri.fiware.org/ns/data-models#categoryがあります
type, name, location は NGSI-LD コア・コンテキストで定義されます :
https://uri.etsi.org/ngsi-ld/v1/ngsi-ld-core-context-v1.3.jsonld。
他の属性は、チュートリアル独自のコンテキストを使用して定義されます :
https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld。
category と address はどちらも common 属性であり、その定義はそれぞれ FIWARE データモデル と
schema.org から取り込まれます。
すべての製品を表示¶
Product エンティティのリクエストは、リクエストでエンティティ type の FQN を提供することでも実行できます。
2 リクエスト :¶
curl -G -X GET \
'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities' \
-d 'type=https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/Product' \
-d 'options=keyValues' \
-H 'Link: <https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"'
レスポンス :¶
ただし、完全なコンテキストが Link ヘッダで提供されているため、短縮名が返されます。
[
{
"@context": "https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld",
"id": "urn:ngsi-ld:Product:001",
"type": "Product",
"price": 0.99,
"size": "S",
"name": "Beer"
},
{
"@context": "https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld",
"id": "urn:ngsi-ld:Product:002",
"type": "Product",
"price": 10.99,
"size": "M",
"name": "Red Wine"
},
...etc
]
定義されたデータモデル によると :
type属性には FQNhttps://uri.etsi.org/ngsi-ld/typeがありますname属性には FQNhttps://uri.etsi.org/ngsi-ld/nameがありますprice属性には FQNhttps://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/priceがありますsize属性には FQNhttps://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/sizeがありますcurrency属性には FQNhttps://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/currencyがあります
プログラム的に製品のモデルとその属性は、
https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld
で完全に説明されています。
すべての棚を表示¶
Shelf エンティティのリクエストは、完全なコンテキストが Link ヘッダで提供されている場合、リクエストで
エンティティ type の短縮名を提供することでも実行できます。
3 リクエスト :¶
curl -G -X GET \
'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities' \
-d 'type=Shelf' \
-d 'options=keyValues' \
-H 'Link: <https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"'
レスポンス :¶
再び短縮名 (short names) が返されます。
[
{
"@context": "https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld",
"id": "urn:ngsi-ld:Shelf:unit001",
"type": "Shelf",
"maxCapacity": 50,
"name": "Corner Unit",
"location": {
"type": "Point",
"coordinates": [
13.398611,
52.554699
]
}
},
{
"@context": "https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld",
"id": "urn:ngsi-ld:Shelf:unit002",
"type": "Shelf",
"maxCapacity": 100,
"name": "Wall Unit 1",
"location": {
"type": "Point",
"coordinates": [
13.398722,
52.554664
]
}
},
...etc
]
定義済みデータモデルによると :
type属性には FQNhttps://uri.etsi.org/ngsi-ld/typeがありますname属性には FQNhttps://uri.etsi.org/ngsi-ld/nameがありますlocationa属性には FQNhttps://uri.etsi.org/ngsi-ld/locationがありますmaxCapacity属性には FQNhttps://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/maxCapacityがありますnumberOfItems属性には FQNhttps://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/numberOfItemsがあります
プログラム的に棚のモデルとその属性は、
https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld
で完全に説明されています。
棚情報の取得¶
最初に、各棚は、name, maxCapacity および location の Properties のみで作成されます。サンプルの棚 (shelf) は、
以下でリクエストされます。
4 リクエスト :¶
curl -G -X GET \
'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:Shelf:unit001/' \
-d 'options=keyValues' \
-H 'Link: <https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"'
レスポンス :¶
@context が Link ヘッダで提供されているため、短縮名が返されています。
{
"@context": "https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld",
"id": "urn:ngsi-ld:Shelf:unit001",
"type": "Shelf",
"maxCapacity": 50,
"name": "Corner Unit",
"location": {
"type": "Point",
"coordinates": [
13.398611, 52.554699
]
}
}
リレーションシップの作成¶
データモデル内でデータモデルを完成させるには、さまざまな Properties および Relationships をエンティティに追加する 必要があります。
Shelf は numberOfItems を保持します。これは Shelf の Property であり、アイテムの数を表す value
を含みます。この Property の value (つまり、アイテムの数は時間とともに変化します)。Properties は
以前のチュートリアルで説明されており、
ここでは詳細には説明しません。
Shelf は与えられた Product を stocks します。これは Shelf の Relationship です。製品の URN
のみが Shelf エンティティによって認識されます。事実上、他の場所に保持されている詳細情報を指します。
Relationships を区別するには、それらに type="Relationship" を与え、各 Relationship に object サブ属性
が必要です。これは、type="Property" に value 属性が必要な Properties とは対照的です。object サブ属性は、URN
の形式で関連エンティティへのリファレンスを保持します。
Shelfは、指定された Building の locatedIn です。繰り返しますが、これは Shelf の Relationship です。
Building の URN は Shelf エンティティによって認識されますが、詳細情報も利用できます :
locatedIn[requestedBy]は Relationship-of-a-Relationship であり、このサブ属性は順番に Person を指す独自のobject属性を保持しますlocatedIn[installedBy]は Relationship-of-a-Relationship であり、このサブ属性は順番に Person を指す独自のobject属性を保持しますlocatedIn[statusOfWork]は Property-of-a-Relationship であり、このサブ属性は順番にlocatedInアクションの現在のステータスを保持するvalue属性を保持します
ご覧のとおり、エンティティ構造内に、対応するvalue を含む Properties または、対応するobject を含む
Relationships をさらに埋め込み、情報の豊富なグラフを提供することができます。
1対1のリレーションシップの追加¶
@context 内では、Shelf が2つのリレーションシップで事前定義されています。(stocks と locatedIn)
リレーションシップを作成するには、type=Relationship と関連するオブジェクト属性を持つ新しい属性を追加します。
リレーションシップに関するメタデータ (たとえば、requestedBy, installedBy) は、リレーションシップにサブ属性を
追加することで作成できます。object の値は、リンクト・データ・エンティティに対応する URN です。
現在、リレーションシップは単方向であることに注意してください。Shelf ➡️ Building
5 リクエスト :¶
curl -X POST \
http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:Shelf:unit001/attrs \
-H 'Content-Type: application/ld+json' \
-H 'fiware-servicepath: /' \
-d '{
"numberOfItems": {"type": "Property","value": 50},
"stocks": {
"type": "Relationship",
"object": "urn:ngsi-ld:Product:001"
},
"locatedIn" : {
"type": "Relationship", "object": "urn:ngsi-ld:Building:store001",
"requestedBy": {
"type": "Relationship",
"object": "urn:ngsi-ld:Person:bob-the-manager"
},
"installedBy": {
"type": "Relationship",
"object": "urn:ngsi-ld:Person:employee001"
},
"statusOfWork": {
"type": "Property",
"value": "completed"
}
},
"@context": "https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/data-models-context.jsonld"
}'
更新された棚を取得¶
追加の属性を追加すると、修正されたエンティティをクエリできます。
この例では、id=urn:ngsi-ld:Shelf:unit001 で Shelf エンティティのコンテキスト・データを返します。
6 リクエスト :¶
curl -X GET \
http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:Shelf:unit001
レスポンス :¶
現在、stocks と locatedIn の2つの追加のリレーションシップ属性があります。両方のエントリは、前のリクエストでは
Link ヘッダが渡されなかったため、
Shelf データモデル
で定義されているように、完全修飾名 (FQNs) として展開されています。
{
"@context": "https://uri.etsi.org/ngsi-ld/v1/ngsi-ld-core-context-v1.3.jsonld",
"id": "urn:ngsi-ld:Shelf:unit001",
"type": "https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/Shelf",
"https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/locatedIn": {
"type": "Relationship",
"object": "urn:ngsi-ld:Building:store001",
"https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/installedBy": {
"type": "Relationship",
"object": "urn:ngsi-ld:Person:employee001"
},
"https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/requestedBy": {
"type": "Relationship",
"object": "urn:ngsi-ld:Person:bob-the-manager"
},
"https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/statusOfWork": {
"type": "Property",
"value": "https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/completed"
}
},
"https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/maxCapacity": {
"type": "Property",
"value": 50
},
"https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/numberOfItems": {
"type": "Property",
"value": 50
},
"https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/stocks": {
"type": "Relationship",
"object": "urn:ngsi-ld:Product:001"
},
"name": {
"type": "Property",
"value": "Corner Unit"
},
"location": {
"type": "GeoProperty",
"value": {
"type": "Point",
"coordinates": [
13.398611,
52.554699
]
}
}
}
たとえば、これは、https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/locatedIn が、リンクト・データ JSON-LD
スキーマ内で明確に定義されたリレーションシップであることを意味します。
リレーションシップの完全修飾名はどのように作成されますか?¶
JSON-LD の中心的な動機の1つは、基本的に同じデータ型の異なる表現間での翻訳を容易にすることです。この場合、
簡略表記 (short hand) の locatedIn は、コンピュータで読み取り可能な一意の
https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/locatedIn を指します。
これを行うために、NGSI-LD は、基礎となる JSON-LD モデルの2つのコア拡張および圧縮アルゴリズムを使用します。
JSON-LD @context の関連する行を見てください :
"tutorial": "https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/",
"Shelf": "tutorial:Shelf",
"locatedIn": {
"@id": "tutorial:locatedIn",
"@type": "@id"
},
tutorial は文字列 https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/ にマッピングされ、locatedIn は
tutorial:locatedIn にマッピングされていることがわかります。
さらに、locatedIn には @type="@id" があり、その基になる値が URN であることをコンピュータに示します。
ビデオ : JSON-LD の圧縮と拡張¶
上の画像をクリックして、 @context をリファレンスしたビデオ JSON-LD の拡張と圧縮をご覧ください。
データモデルから他にどのようなリレーションシップ情報を取得できますか?¶
Relationships に関する詳細情報は、リンクト・データモデルの @graph から取得できます。locatedIn
の場合、関連するセクション定義は次のとおりです :
{
"@id": "tutorial:locatedIn",
"@type": "https://uri.etsi.org/ngsi-ld/Relationship",
"schema:domainIncludes": [{"@id": "tutorial:Shelf"}],
"schema:rangeIncludes": [{"@id": "fiware:Building"}],
"rdfs:comment": "Building in which an item is found",
"rdfs:label": "located In"
},
これは、コンピュータに読み取り可能な形式での locatedIn Relationship に関する追加情報を示します :
locatedInは実際には NGSI-LD リレーションシップです。つまり、FQNhttps://uri.etsi.org/ngsi-ld/RelationshipですlocatedInは Shelf エンティティでのみ使用されますlocatedInは Building エンティティのみを指しますlocatedInは "Building in which an item is found" として人ために定義できます。locatedInは Relationship にラベルを付けるとき、"located In" としてラベル付けできます
NGSI-LD データ・エンティティとその関連データモデルを読み取ることにより、コンピュータは、人が読み取れる (human-readable) 同等のデータ仕様を読み取ることで、人ができる限り多くの情報を取得できます :

特定の棚が配置されているストアを検索¶
この例では、指定された Shelf ユニットに関連付けられた locatedIn 値を返します。
データ・エンティティの id と type がわかっている場合、attrs パラメータを使用して特定のフィールドを
リクエストできます。
7 リクエスト :¶
curl -G -X GET \
'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:Shelf:unit001/' \
-d 'attrs=locatedIn' \
-d 'options=keyValues' \
-H 'Link: <https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"'
レスポンス :¶
{
"@context": "https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld",
"id": "urn:ngsi-ld:Shelf:unit001",
"type": "Shelf",
"locatedIn": "urn:ngsi-ld:Building:store001"
}
ストア内のすべての棚ユニットの IDs を検索¶
この例は、urn:ngsi-ld:Building:store001 内にあるすべての Shelf エンティティの locatedIn URN を返します。
これは純粋に、属性値でフィルタリングするために q パラメータを使用するインスタンスです。
8 リクエスト :¶
curl -G -X GET \
'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/' \
-d 'type=Shelf' \
-d 'options=keyValues' \
-d 'attrs=locatedIn' \
-H 'Accept: application/json' \
-H 'Link: <https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"'
レスポンス :¶
レスポンスには、表示する配列が含まれます。
[
{
"id": "urn:ngsi-ld:Shelf:unit001",
"type": "Shelf",
"locatedIn": "urn:ngsi-ld:Building:store001"
}
]
1対多のリレーションシップの追加¶
1対多のリレーションシップを追加するには、Relationship アイテムの配列を属性として追加します。これは、追加データなしの
単純なリンクに使用できます。このメソッドは、Store に Shelf エンティティを furniture として追加するために
使用されます。
これは、Shelf の locatedIn 属性との相互リレーションシップです。
9 リクエスト :¶
curl -L -X POST 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:Building:store001/attrs' \
-H 'Content-Type: application/ld+json' \
--data-raw '{
"furniture": [
{
"type": "Relationship",
"datasetId": "urn:ngsi-ld:Relationship:1",
"object": "urn:ngsi-ld:Shelf:001"
},
{
"type": "Relationship",
"datasetId": "urn:ngsi-ld:Relationship:2",
"object": "urn:ngsi-ld:Shelf:002"
}
],
"@context": "https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/data-models-context.jsonld"
}'
ストア内で見つかったすべての棚ユニットの検索¶
Building 内のすべての furniture を見つけるには、単に furniture 属性を取得するリクエストを作成します。
相互リレーションシップが既に存在するため、追加情報は Shelf エンティティ自体から取得できます。
10 リクエスト :¶
curl -G -X GET \
'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:Building:store001' \
-d 'options=keyValues' \
-d 'attrs=furniture' \
-H 'Accept: application/json' \
-H 'Link: <https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"'
レスポンス :¶
{
"id": "urn:ngsi-ld:Building:store001",
"type": "Building",
"furniture": ["urn:ngsi-ld:Shelf:001", "urn:ngsi-ld:Shelf:002"]
}
複雑なリレーションシップの作成¶
より複雑なリレーションシップを作成し、実際のアイテム間のリンクの現在の状態を保持する追加のデータ・エンティティを
作成する必要があります。すでに作成した NGSI-LD データモデルの場合、StockOrder を使用して、Product,
Building, Person エンティティと、それらの間のリレーションシップの状態をリンクできます。Relationship
属性と同様に、StockOrder は Property 属性 (stockCount など) およびその他のより複雑なメタデータ
(Properties-of-Properties または Properties-of-Relationships など) を保持できます。
StockOrder は、標準の NGSI-LD データ・エンティティとして作成されます。
11 リクエスト :¶
curl -X POST \
http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/ \
-H 'Content-Type: application/ld+json' \
-d '{
"id": "urn:ngsi-ld:StockOrder:001",
"type": "StockOrder",
"requestedFor": {
"type": "Relationship",
"object": "urn:ngsi-ld:Building:store001"
},
"requestedBy": {
"type": "Relationship",
"object": "urn:ngsi-ld:Person:bob-the-manager"
},
"orderedProduct": {
"type": "Relationship",
"object": "urn:ngsi-ld:Product:001"
},
"stockCount": {
"type": "Property",
"value": 10000
},
"orderDate": {
"type": "Property",
"value": {
"@type": "DateTime",
"@value": "2018-08-07T12:00:00Z"
}
},
"@context": [
"https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/data-models-context.jsonld"
]
}'
製品が販売されているすべてのストアを検索¶
Relationship 属性は他の属性とまったく同じであるため、StockOrder で標準の q パラメータークエリを実行して、
それに関連するエンティティを取得できます。たとえば、次のクエリは、特定の製品が販売されているストアの配列を返します。
クエリの q==orderedProduct="urn:ngsi-ld:Product:001" は、エンティティのフィルタリングに使用されます。
12 リクエスト :¶
curl -G -X GET \
'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/' \
-d 'type=StockOrder' \
-d 'q=orderedProduct==%22urn:ngsi-ld:Product:001%22' \
-d 'attrs=requestedFor' \
-d 'options=keyValues' \
-H 'Accept: application/json' \
-H 'Link: <https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"'
レスポンス :¶
レスポンスは、レスポンス内の requestedFor 属性の配列を返します。
[
{
"id": "urn:ngsi-ld:StockOrder:001",
"type": "StockOrder",
"requestedFor": "urn:ngsi-ld:Building:store001"
}
]
ストアで販売されているすべての製品を検索¶
以下のクエリは、特定の製品が販売されているストアの配列を返します。
クエリ q==requestedFor="urn:ngsi-ld:Building:store001" を使用してエンティティをフィルタリングします。
13 リクエスト :¶
curl -G -X GET \
'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/' \
-d 'type=StockOrder' \
-d 'q=requestedFor==%22urn:ngsi-ld:Building:store001%22' \
-d 'options=keyValues' \
-d 'attrs=orderedProduct' \
-H 'Accept: application/json' \
-H 'Link: <https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/tutorials-context.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"'
レスポンス :¶
レスポンスは、レスポンス内の orderedProduct 属性の配列を返します。これは前のリクエストの逆です。
[
{
"id": "urn:ngsi-ld:StockOrder:001",
"type": "StockOrder",
"orderedProduct": "urn:ngsi-ld:Product:001"
}
]
在庫オーダーを取得¶
/ngsi-ld/v1/entities/ エンドポイントに標準の GET リクエストを作成し、適切な URN を追加することにより、
完全な在庫オーダーを取得できます。
14 リクエスト :¶
curl -G -X GET \
'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:StockOrder:001' \
-d 'options=keyValues'
レスポンス :¶
レスポンスは、完全に展開されたエンティティを返します。
{
"@context": "https://uri.etsi.org/ngsi-ld/v1/ngsi-ld-core-context-v1.3.jsonld",
"id": "urn:ngsi-ld:StockOrder:001",
"type": "https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/StockOrder",
"https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/orderDate": {
"@type": "DateTime",
"@value": "2018-08-07T12:00:00Z"
},
"https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/orderedProduct": "urn:ngsi-ld:Product:001",
"https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/requestedBy": "urn:ngsi-ld:Person:bob-the-manager",
"https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/requestedFor": "urn:ngsi-ld:Building:store001",
"https://fiware.github.io/tutorials.Step-by-Step/schema/stockCount": 10000
}
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License¶
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